「自然のままを未来へつなぐ」発酵とヨガのある暮らしを湘南からお届け

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Column

WiLLDの給食(スクールランチ)

2017.10.08

無添加で無農薬の安心ランチ

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WiLLDは保育園や幼稚園のランチをおつくりしています。

現在提供中の施設は、神奈川県中郡大磯町『もあなこびとのこや』と、神奈川県茅ケ崎市『Little Starfish International School』

1歳~5歳の子供たちのごはんを週6日おつくりしています。

子供の正直な舌と向き合うことは、WiLLDで働くスタッフたちにとっても、刺激になり、「ごはんを作る」という当たり前なことを真剣に考えることにつながっています。

 

『淡』を大切にした味付け

味覚は国によって感じ方が少しずつ違っている。日本の5味といえば「甘・酸・塩・苦・旨」、中国で5味といえば、「甘・酸・鹹(塩)・苦・辛」、旨みは日本が発見した味で、昆布に含まれるグルタミン酸や、鰹に含まれるイノシン酸など、日本料理にかかせない「だし汁」の味=旨み。もちろんのこと、この「旨み」もとても大切で、甘・酸・塩・苦・辛のすべての味のバランスが美味しいご飯の基本であると思っています。「素材」そのものから出る味のことを精進料理では=『淡』とあらわすそう。その『淡』をWiLLDのごはん、特に小さな子供たちに作るごはんの味つけで最も大切だと考えています。ただの薄味ではありません。素材の味がにじみ出た味。その素材の味を引き出す為の少量の味つけ。あくまで味つけは主役でなく脇役です。無農薬の旬野菜は味が濃くっていろんな味を感じられる。その味わい豊かな野菜からは、いい味がどんどんにじみ出てくる。ほとんどの給食メニューは、塩こうじと醤油こうじをほんの少量加えているだけなのだけど、使う食材によっていろんな味わいに。市販の菓子やファストフード、濃い味のタレやソースを口にする前に、できるだけこの『淡』を、いろんな食材の味を経験してほしい。そうすればきっと、これからたくさんのウマウマの味を食べても、大人になったころに本当の素材のおいしさのわかる大人になってくれるのではないか。

野菜の皮、ゆで汁は美味しいスープになる

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ひよこ豆や大豆の煮汁はとっても旨味たっぷり!捨ててしまってはもったいないです。

茹で鶏の煮汁や魚の煮汁だって美味しいスープになります。

野菜の皮や芯もクツクツ煮込んでスープに。

WiLLDでは、昆布を時たま使用するくらいで、だし汁のために食材をわざわざ使いません。その日に使う食材から十分美味しいだし汁がとれます。

無駄なく美味しい給食です。

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