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Diary

WiLLDが大切にする味『淡』

2017.06.13

味覚は国によって感じ方が少しずつ違っている。

日本の5味といえば、

甘・酸・塩・苦・旨

中国で5味といえば、

甘・酸・鹹(塩)・苦・辛

旨みは日本が発見した味で、昆布に含まれるグルタミン酸や、鰹に含まれるイノシン酸など、日本料理にかかせない「だし汁」の味=旨み。

もちろんのこと、この「旨み」もとても大切で、甘・酸・塩・苦・辛のすべての味のバランスが美味しいご飯の基本であると思っています。

「素材」そのものから出る味のことを精進料理では=『淡』とあらわすそう。

その『淡』をWiLLDのごはん、特に小さな子供たちに作るごはんの味つけで最も大切だと考えています。

ただの薄味ではありません。素材の味がにじみ出た味。その素材の味を引き出す為の少量の味つけ。

あくまで味つけは主役でなく脇役です。

無農薬の旬野菜は味が濃くっていろんな味を感じられる。その味わい豊かな野菜からは、いい味がどんどんにじみ出てくる。

ほとんどの給食メニューは、塩こうじと醤油こうじをほんの少量加えているだけなのだけど、使う食材によっていろんな味わいに。

市販の菓子やファストフード、濃い味のタレやソースを口にする前に、できるだけこの『淡』を、いろんな食材の味を経験してほしい。そうすればきっと、これからたくさんのウマウマの味を食べても、大人になったころに本当の素材のおいしさのわかる大人になってくれるのではないか。

そう願って毎日給食を作ってます♪

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