どうしてこんなに値段が違うのだろう

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私が買う一番高いもの。おそらく調味料。

化粧品よりも高い油やメープルシロップ。

高いものを買うことがいいことではなくて、なぜそれを買うのか、使うのかを考えることとが大切だと思っています。そして、ちゃんと作られていることを知って、その調味料を1滴も1gも大切に使うこと。

当店で使用している小麦粉は1g1円、醤油も1滴1円、油はもっと高いです。

 

魚にふるう粉も、バットに出しすぎて余ってそれをバーッと捨てたりできません。なんせ1gが1円玉と同じですから。

私が大学卒業後に就いた職業は大手コンビニエンスストアの商品開発でした。

毎週新商品を考え、プレゼンをして、試作をして、の繰り返し。商品開発の仕事は楽しかったけど、申し訳ないくらいたくさんの食料を捨てていました。

 

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いいものを大切に使う。それが節約。

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日本では食用仕向量の2割にあたる年間約1,700万トンが廃棄されていて、そのうち本来食べられるのに捨てられている「食品ロス」は632万トン(平成25年調べ)。約7.5%が食べられるのに捨てられている。

お米は最後のひとつぶまで食べるということはもちろん心がけたいですが、調味料も大切に使いたいです。

醤油を特売で大きいの1本買って、賞味期限切れてて、年末の大掃除でドバドバっと捨てていませんか?

 

醤油は大豆・小麦・塩から作られています。

昔ながらの製法で作られた醤油は、短くても1年、長いと3年やそれ以上かけて熟成されるものもあります。夏と冬の気温差、朝と夜の気温差が味わい深い醤油を作ります。

ひとくちの食事が出来上がるまでに、どれだけの長い年月がかかっているのだろうと思います。

 

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胡麻和えひとつを考えたって、1年以上かけて作られた醤油、その醤油が出来上がる前に大豆も小麦も育っていて、

胡麻和えの胡麻も栽培されて焙煎されて、無農薬野菜も、いい土を作るところから始まって大切に育てられて。

その食材を販売するお店があって、料理する人がいて。

そんな想像をしながら、食材を選び、料理し、食事をしたいです。